いびきは自分では分かりません。回りに迷惑をかけるため原因を調べ、予防や対策、ときには手術や治療をします。また、いびきは病気が原因のこともあり、医師の診断を受けることもあります。
いびきは自分では気が付きません。このため、予防や対策は難しい面があります。鼻や喉の治療、扁桃腺を治す、マウスピース、枕、いびきリングなどを試す人もいます。また、睡眠時無呼吸症候群その他の疾患が原因でいびきをかくこともあり、医師の診断も大切になります。
いびきは、寝ているときに発する大きな音で、他の人の安眠を妨害します。いびきの音は、のど(咽頭)や鼻(鼻腔)など上気道の粘膜が、呼吸により振動するときに鳴る音です。
起きているときは、呼吸をしてもいびきになりません。しかし、睡眠時の姿勢により上気道が狭くなって、空気が通るときに激しく振動します。
睡眠時は、筋肉も緩み上気道が狭くなります。とくに、お酒を飲む、疲労、肥満、病気、老化などは、上気道が狭くなる原因ともなります。
また、脳卒中などの発作で倒れた場合も、大きないびきをかきます。それ以外で日頃からいびきに悩む人は、耳鼻咽喉科で診察を受けるようにします。
いびきにも種類があります。いびきの原因にもよりますが、種類によって対策や治療、予防法が異なってきます。
単純いびき症は、一般的ないびきです。いびきによって呼吸が止まることはありませんが、自分では判断できません。周りの人に教えてもらい判断します。
上気道抵抗症候群は、睡眠時に必ずいびきをかく症状となります。そして、昼間に激しい眠気に襲われるようになります。脳血管障害、心臓病、糖尿病などの疑いもあるため、医師の診察を受けます。
睡眠時無呼吸症候群は、いびきの途中で呼吸が止まり、身体が酸素不足になります。また、日中に眠気を起こし、事故を起こすこともあります。
いびきを予防し対策すには、いろんな方法があります。鼻マスク(CPAP)は、睡眠時無呼吸症候群にも使われます。鼻にゴムマスクを着け、空気を鼻から人工的に送り込む方法です。
肥満になると、いびきをかきやすくなります。上気道の粘膜が膨れ、空気の通り道が狭くなるためです。健康のためにもダイエットが薦められます。
いびきを防止し対策するために、横向きで寝る方法があります。このため、枕を低くする、背中に物を入れる、抱き枕を利用する、などの方法があります。
また、いびきの治療の手術があります。UPPPやLAUPで、気道を開き喉の形を変える方法です。呼吸がしやすくなり酸素不足も解消されます。